萩子さんの7年間をみさきちゃんが体感する決勝戦
萩子さん(母親)が主人公の鈴原みさきちゃんに会わないことの不自然さ は、「原作」から由来していることですが、このアニメ化版のシリーズ では、「原作」に比べれば その理由(萩子さんの義足の開発という目的 があったこと)がずっとよく説明されていると思います。そして、不自然なものはどんな理由があっても不自然ですが、その反動と しての、再会のときのみさきちゃんの衝撃の大きさや萩子さんの後悔を まる1話を割いて(第25話)描いています。 脚本家の大河内さんは添付のリーフレットで書いています。「普通のアニ メのお母さんは間違っているように見えて実は正しかったりしますが、 萩子さんは間違っているように見えて本当に間違っています。…… なの で、萩子さんにみっともなく謝ってもらいました。」と。 最終話の第26話はみさきちゃんのエンジェル「ヒカル」と萩子さんの エンジェル「アテナ」の決勝戦が大半を占めますが、その試合に「1対1 でぶつかるその試合を通して対話をする」という意味付けを与えています。 最終話のエンディングテーマの映像として、ほんの短い時間ですが、みさ きちゃんと(完成した義足を装着した)萩子さんが2人で楽しそうに歩い ている姿が映っていました。これがアニメ版のストーリーの本当の完結で しょう。原作からもたらされた不自然さを、よくぞここまで決着させたと いう感じです。 なお、祥子さんは萩子さんの妹です。
みさきち、これじゃ可哀相です。
みさきの母親であるALチャンピオンの祥子さん。自分の病気を治療する為と言って、その手段であるALにのめりこんでしまい、娘をほったらかすとは、 常識で見て、ひどい母親。許してくれたみさきちに心から感謝しなさい。いままで会う機会はいくらでもあったのに、すぐ逃げ出すから、よほど深い事情があるのだ、と思っていたのに、「うしろめたいから、会うのが怖い」だけ? みさきち、ずっと待っていたのに、これじゃあんまりです。だから、こんな展開で、最終回なんだな。と感じました。ほんとうにみさきちの性格が幸運を呼びまくった、「エンジェリックレイヤー」でした。
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